訂正区間プリントオプション[2]

以下のような赤字修正が入ってきたとします。

オペレータは間違いなく修正したつもりだったのですが……。

何かを勘違いしてしまい、直前の、同じ「先輩」の前に「と、」を挿入してしまい、正しい位置には何も手をつけませんでした。

いくら優秀なオペレータでもこのようなミスがないとは限りません。
このような事故を未然に防ぐために、オペレータが文字を訂正すると、ちょうど上のイメージのように、修正した部分だけ文字色の表示がディスプレイ上で別の色になるように設定できます。

こうすれば、色が違うため、リアルタイムでオペレータが(勘違いによる)ミスに気づく可能性がグンと高まります。

また、データを保存するときに、「訂正区間プリント」を選択すると、修正部分のみプリンタに出力できます。オプションとしては「行数」「位置」「位置と行数」の指定ができます。
右の画像は「行数」を選んで出力したものですが、修正した個所のページ・段・行数と、修正のあった行全体、そして修正文字は反転されて印字されていますから、この段階で未然に事故が防げるというわけです。

「位置」はページ全体の中の位置と修正個所のみを表示しますので、こちらのオプションならばより検品が正確にできることでしょう。